このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- カングーの故障リスク
- カングーの故障事例
車内が広いフランス車、カングー。
この記事では、カングーの故障事例について詳しく解説します。
この記事を読み終えると、カングーの故障について理解でき、検討時の不安や疑問を解消できます。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
カングーの故障リスク
- リコール歴
- 修理費用
- 故障しやすいパーツ
カングーの故障リスク①:リコール歴
カングーにはリコール歴があります。
概要を下の表にまとめました。
年数 | 部分 |
2005/06/03 | ATシフトコントロールケーブル |
2005/09/16 | 燃料パイプ |
2006/07/27 | リア座席ベルト |
2006/11/17 | インストルメントパネル |
2007/03/16 | 電気装置 |
2009/02/12 | トルク・コンバータ |
2011/06/29 | 原動機 |
2012/02/20 | デフロスタ、座席ベルト |
2012/06/08 | 取扱説明書 |
2013/07/04 | 燃料装置、動力伝達装置 |
2014/12/02 | 燃料装置、制御装置 |
2016/07/14 | 方向指示器、非常点滅表示灯、燃料ホース、クラッチペダル |
2018/03/16 | エンジンコントロールユニット、燃料ホース |
2020/11/25 | ブローバイ・ガス還元装置、制御ユニット、エンジン本体 |
リコールについてもっと詳しく知りたい方は、ルノー公式ホームページの「リコール等一覧」からご覧ください。
カングーの故障リスク②:修理費用
カングーの修理費用目安は、下の表の様になっています。
内容 | 修理費用(円) |
シフトソレノイドバルブ交換 | 90,000 |
水温系メーターの修理 | 30,000 |
コンプレッサー交換 | 150,000 |
オイルネーター修理 | 100,000 |
タイミングベルト交換 | 120,000 |
オイル交換 | 20,000 |
カングーの故障リスク③:故障しやすいパーツ
カングーの故障しやすいパーツは以下3つです。
- オルタネーター・・・発電機
- ラジエーター・・・エンジンの冷却に関するパーツ
- コンプレッサー・・・エアコンの温度調節に関するパーツ
長く乗っていると、どうしても避けられない故障ですね。
①リコール歴多数
②修理費用は低い
③故障しやすいパーツは3つ
カングーの故障事例
ここでは頻度に関係なく、実際に報告されている故障事例について解説します。
いきなりギアチェンジができなくなった。
トランスミッションの故障ですね。
日本車でもよくありますし、外車は特に多いです。
ドアミラーが開閉できない。ドアミラーを交換してもまたすぐに開閉できなくなる。6回交換したが未だに故障する。
走行中、いきなりエンジンパワーが低下。インテークパイプの破損が原因とのこと。
カングーにおいてのみ多い故障事例が、このケースです。
他の車種だとあまり見かけませんが、カングーではよく報告されていますね。
エンジンを一時停止後、10分後に再始動しようとしたらエンジンがかからなかった。しかしナビだけはついた。20分ほど待ってから再度試したらエンジンがかかった。
スタートボタンを押して始動するタイプの場合、ボタンを押す時にブレーキを踏んでいないとナビだけがつきます。
真偽は分かりませんが、もしかしたら故障ではなくうっかりの可能性もありますね。
走行中にエンジンから異音が発生。その後エンジンが停止した。原因はオルタネーターブーリーの故障とのこと。
オルタネーターブーリーは経年劣化しますし、報告内容を見ると12年前に登録された車両なので仕方ないですね。
メーカーに非は無いと思います。
よく起こる故障は次の3つ
- トランスミッションの故障によるクラッチ操作不能
- インテークパイプの破損によるエンジンパワー低下
【カングーの故障】まとめ
この記事では、カングーの故障について解説しました。
カングーの故障に関する動画を下に載せておきますので、興味のある方はご覧ください。
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車の購入を検討している方や車が大好きな方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
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最後までご精読いただきありがとうございました。