このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- キャンターの故障リスク
- キャンターの故障事例
三菱ふそうトラック・バスが販売している小型トラック、キャンター。
この記事では、キャンターの故障事例や原因などを解説します。
この記事を読み終えると、キャンターの故障について詳しく知ることができ、故障への不安や疑問を解消できます。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
新型キャンターの悪いところ
- リコール歴
- 修理費用
- 故障しやすいパーツ
キャンターの故障リスク①:リコール歴
キャンターにはリコール歴があります。
概要をまとめると、次の様になっています。
製造期間 | 不具合部位 | 対象台数(台) |
2010年5月26日~2016年6月13日 | ブローバイガス還元装置の遠心分離フィルター、タイミングチェーン | 126,357台 |
具体的な不具合内容は次の通りです。
・ブローバイガス還元装置の遠心分離フィルターのメンテナンス設定が不適切
→エンジンオイルの汚れが堆積して詰まる
→クランクケース内圧の上昇
→エンジンオイルが吸排気口に流入
→白煙等が発生
→エンジン回転数の上昇
→エンジンが破損・火災になる恐れあり
中古車を購入する際はリコールに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
キャンターの故障リスク②:修理費用
キャンターの修理費用目安をまとめると、下の表の様になります。
内容 | 修理費用(円) |
エアコン修理 | 91,000 |
ドラックリンクブーツ交換 | 10,000 |
サイドミラー交換 | 10,000 |
キャンターの故障リスク③:故障しやすいパーツ
キャンターで故障しやすいパーツは、次の3つです。
- インジェクター(燃料供給システム)
- ラジエーター(冷却機)
- エアコン
年数と共に壊れやすくなる部位の故障は避けられません。
①リコール歴あり
②修理費用は相場通り
③故障しやすいのは経年劣化する部位
キャンターの故障事例
キャンターの故障事例について、片っ端から解説していきます。
国土交通省に報告されているものを中心に解説します。
一般道を走行中、いきなりエンジンが停止し、再始動できなくなった。タイミングチェーンが外れたのが原因とのこと。
タイミングチェーンの故障はたまに見かけます。
交換には200,000円程度かかります。
バッテリーイコライザーの修理を行ったところ、イコライザーから発火した。
他のパーツに不具合があってイコライザーが故障したのではなく、イコライザー自体が故障しているということです。
前者と後者で修理費用が大幅に変わってきます。
変速機が故障した。
これは日本車・外車問わずよく見かける故障事例です。
キャンターでもよく報告されている故障事例ですね。
エンジンを始動しようとしたが、かからなかった。インジェクター及び周辺のボルトが腐食していることが原因だった。
インジェクター関連の故障はキャンターに多いです。
停車中、急にミッション警告灯が点灯。ATのシャフトが摩耗したことが原因とのこと。
これもトランスミッション関連の故障ですね。
近年技術が急激に発達している背景で、故障事例も多くなっています。
ウインカーを右に出して曲がった後、ハンドルを戻してもウインカーが消えない。
左は戻るのに右は戻らないと。
ブレーキパッドの残量センサーが誤作動を起こす。パッドが減っていないのに警告灯が点灯する。
センサー系の異常もよくあります。
これも最近出てきた技術なので、まだ未完成な部分が多いですね。
キャンターの故障として多いのは以下3つ
- トランスミッションの故障
- インジェクションの故障
- タイミングチェーンの故障
【新型キャンターの悪いところ】まとめ
この記事では、新型キャンターの悪いところについて解説しました。
キャンターの故障・修理に関する動画を下に載せておきますので、興味のある方はご覧ください。
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